はじめての方
はじめての方には検査をお勧めしています
ヒトの体の組織で最も硬い歯ですが、一度削ると二度と戻ってこない組織です。
虫歯菌は、免疫系が不安定な3歳から6歳の間に、主にお母様の唾液の虫歯菌が口に入って感染することが分かってきました。
そこで治療の前に、虫歯を掘るミュータンス菌、掘る道具のスコップの役割をする乳酸桿菌、虫歯菌から歯を守る唾液の量や質の検査をします。
- 歯周病菌・虫歯菌に感染しているか否かを調べる唾液検査
- ガスクロマトグラフィーによる口臭検査
こちらの検査で虫歯菌のリスク、唾液の状態、口臭を調べます。
治療の必要があるかどうかの判定、治療部位の再発防止、予防の為に末永く活用する貴重なデータですので、初診時に受けて頂くことをお勧めしています。
※上記検査は保険適用外の検査です。
所要時間:約30分 費用:5,500円(学生・75歳以上の方は2,750円)
治療について
1.できるだけ歯を損傷しないように細心の注意を払います
2.歯の神経(歯髄)を温存して、神経を残す治療を基本とします
歯は神経がなくなると脆くなり、破折などのリスクが高まります。また、冷温の知覚が失われて防御力も低下してしまうのでなるべく神経を残す治療を行っております。
3.メタルフリー治療を推奨します
携帯電話やパソコンが普及した現代では、歯の詰め物や被せもの、土台に金属が使われていると「コヒーラ現象」による電磁波障害を招きます。肩凝り、偏頭痛、交感神経過緊張、歯ぎしりくいしばり、顎関節症等の症状のほか、イオン化した金属を常に飲み込むので、金属アレルギーや花粉症をはじめとするアレルギーを助長します。
他院で治療した銀歯などの除去も積極的に行っており、県内だけではなく県外からも患者様が来院されています。
4.生体親和性に配慮した材料を選別して用います
審美性に優れているセラミックやジルコニアですが、硬すぎるためにストレスを招き、脆さを補うために用いる金属が歯肉に炎症を招き、歯周病の一因になります。
当院では患者様個人に合わせた材料を選別し、ご予算に合わせてオススメをしています。
5.ご遠方の患者様でも最短の来院回数で治療を進めることができます
10分程度で被せ物・詰め物の作成が可能な「セレックシステム」を導入していますので、ご遠方の方でも安心して治療を受けることができます。
6.歯を削る場合は除菌のための予防処置を行った後に施術します
象牙質はパイプ構造になっており、スポイトのように細菌を吸着してしまいます。そのため口腔内に歯周病菌や虫歯菌がたくさんいる状態で治療を開始してしまうと歯の中に細菌が吸い込まれてしまい、虫歯を繰り返してしまいます。
当院では口腔内細菌叢のリセットや、次亜塩素酸での除菌後に施術しています。
7.歯周病・虫歯予防に力を入れています
歯周病、虫歯をはじめとする口の中の病気は感染症であり、同時に心身のコンディションが大きく影響します。感染症を改善して、心身の健康状態の向上を図ることが大切です。